労働安全衛生法関連の規則改正について(13)TRA_Linkのご紹介、便利!

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今回のお話は、労働安全衛生法関連の規則改正に直接関係あるのかと言えば、関係はありますが、はっきり言って、丸ごと宣伝です(^^;。

今回の労働安全衛生法関連の規則改正において、SDSの情報伝達するべき物質もそれに伴ってリスクアセスメントしなければならない物質も大きく増えます。

特にリスクアセスメントの実施に関しては、今までほっておいた人たちもいるかもしれません。

令和4年労働安全衛生調査(実態調査)結果によれば化学物質のリスクアセスメントを完全に実施している事業所は、70%に満たない数字になっています。

しかしながら、以前に紹介したように簡易な手法のリスクアセスメントを行うとリスクは高めに出てしまいます。

かといって、精度の高い結果の得られるECETOC TRAは、海外のツールで英語です。いくら厚生労働省が日本語のマニュアルを作ってくれているとはいえ、やはり大変です。

そこで、TRA_Linkです!

JEMAIが開発したTRA_Linkは、基本的にECETOC TRAを日本語で使えるようにしたツールで、とても便利なものですので紹介していきます。ただし、無料ではありません。

TRA_Linkは、ECETOC TRAを日本語で使えるツール

TRA_Link は、ECETOC TRAを日本語で使えるようにしたツールです。と言っても、ECETOC TRAには何も手を加えていないというか、利用しているだけです。

TRA_Linkを購入時に付属する化学物質のリスクアセスメント実施マニュアルより引用

ECETOC TRAはそれ自体がExcelのマクロで作られています。また、TRA_Linkも独立したExcelのマクロになっています。
TRA_Linkは、ECETOC TRAで必要なパラメーターの部分を日本語で入力できるようにして、それを英訳してECETOC TRAにマクロを使って転送して、リスクアセスメントを実施し出てきた結果をTRA_Linkに戻して日本語で表示するというプログラムです。

従って、入力や結果の表示が日本語なのでECETOC TRAをあまり意識することなく、精度の高いリスクアセスメント結果が得られます。

とはいえ、ECETOC TRAを使用するので自分のPCにECETOC TRAをDLする必要がありますが、その方法も丁寧に解説されています。

TRA_Linkは、便利な機能もいっぱい

ECETOC TRAは、リスクアセスメントツールなので、その部分は高い精度で結果が得られますが、いちいちデータを入れたり結果を保存したりする手間があります。

一方、TRA_Linkは、安衛法のリスクアセスメントに対応するための色々便利な機能が備わっています。

SDS情報の収集

TRA_Linkは、CAS 番号を入力し、ボタンを押すと物質情報(分子量、蒸気圧、濃度基準等)が自動的に入力される機能を持っています。

バッチ処理ができる

TRA_Linkは、同一作業(工程)において複数の化学物質を使用している場合、最大250物質までの化学物質についてバッチ処理(順番にECETOC TRAにデータを送りリスクアセスメント結果を返してもらう)機能を持っています。

リスクアセスメント結果の保存機能

ECETOC TRAは、リスクアセスメントの結果を表示して終わりなのですが、TRA_Linkは、その結果を保存しておくことができます。

厚生労働省の通達(基発0918第3号)に準じたレポートが作成できる

TRA_Linkは、日本向け仕様として、リスクアセスメントの結果を厚生労働省の通達(基発0918第3号)に準じたレポートの形で作成できます。

これは、事業場の人にとっては滅茶苦茶便利でしょう。

労働安全衛生法関連の規則改正に対応した機能追加されている

TRA_Linkは、この記事を書いた時点でVer.5.04です。今後もマイナーバーションアップはあるでしょう。

Ver.5になった際にというか、今回の労働安全衛生法関連の規則改正(令和4年改正)に対応して、Ver.5になったのですが、濃度基準の設定された物質や皮膚等障害化学物質の表示、SDS対象物質に対する追加なども行われています。

なので、今回の労働安全衛生法関連の規則改正に対応したリスクアセスメントを行うにはピッタリのツールになっています。

詳しくはJEMAIのHPで(無料お試し版があります)

JEMAIの化学物質総合管理部門のHPの安衛法リスクアセスメントのページに行くと、

「安衛法改正に対応したリスクアセスメントツール」pdfファイルと「TRA_Link最新版」のデモ版を無料で入手できる旨が書かれています。

今回の記事よりよほど詳しい内容も載っています。

「TRA_Link最新版」のデモ版は、一部の機能が制限されていますが、動きを試すには問題ないです。

試してみて、良ければ購入するという手順でよいと思います。

製品版は、TRA_Linkの使用説明書は当然付いてきますが、労働安全衛生法改正とその対応をどうすればよいかという解説のpdfもついてきます。

製品版は、

基本料金:18,000円(税別)
会員料金:15,000円(税別)
(会員はCATCHER、産環協のいずれかの方)

なのですが、リスクアセスメントの工数短縮とリスク低減措置の対応を考えれば、化学物質をそこそこ使っている事業場では、圧倒的にお安いと思います。

ということで、今回はTRA_Linkのご紹介でした。

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