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CMP外部リストVer3.00.00関連資料が公開されました

管理人です。一週間ほど体調を崩し、ちょっとした仕事もありましたので、更新がしばらくできませんでした。
これからも、いくつか仕事があるため、年末まで週1回の更新が難しそうです。

2026年10月9日にCMP HPにCMP外部リストVer3.00.00関連資料が公開されました。

今回は、これらの内容を元にCMPにおけるデータ作成に関する内容を見ていきましょう。

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10月9日に公開された資料は4種類

10月9日公開された資料は、全部で4つあるのですが、そのうちの一つは、「2026年度_CMP外部リスト有償利用の確約書」で、実際にアプリを使うという人ではなく、商用や社内のためにシステム開発をする人たちのための文書なので、このブログでは触れません。

従って、ユーザーにも関係するCMP外部リストVer3.00.00関連資料は、3つになります。

CMP登録物質Ver3.00.00説明書

最初の資料は、CMP登録物質Ver3.00.00説明書です。この文書のみpdfなのですが、なんと62ページもあります。

まず「1.はじめに」に、CMP登録物質は、CMPに登録されている全ての物質を指すということが書かれています。
そして、CMP登録物質は、CMP 要申告物質、CMP 要申告候補物質およびCMP 一般化学物質の3種類に分けることができます。

次に「2.用語の定義」があるのですが、従来のchemSHERPAに比べるとかなり複雑です。よく読まないと分かりづらいと思います。

「3.CMP 登録物質Ver3.00.00 について」 は、省略します。

「4.CMP 要申告物質」には、CMPにおいて申告しなければならない物質が書かれています。色々とくどい説明が書い当てありますが、
「CMP 登録物質リストVer3.00.00 の要申告物質は、chemSHERPA Ver2.13.00 の内容と整合し
ています。」という一文があるため、ああ、そうなのねという感じです。

実際、参照されている申告基準の基になっているのはchemSHERPAと同様9つの法規制と2つの業界標準です。そこから、延々とこれらの法規制と業界標準の細かな説明が書かれています。

更には「4.4 物質のID に関する独自番号の付与」「4.5 揮発性物質」「4.6 申告閾値」などの情報が記載されています。この部分も、chemSHERPAなどの従来の標準化ツールを理解していないとかなり難しい内容になっています。
いきなり、この説明書を読んだだけで理解するのはかなり困難です。

次に「4.7 その他補足説明」に(1) 塩素化パラフィンの分類について以降、(8) PFAS 化合物のSN 番号の選択まで、かなり面倒な独自番号の選択の仕方が書いてあるのですが、化学の知識が高校レベルであっても(いや大学も化学の専攻分野によっては怪しいぞ)間違いそうです。少なくとも管理人は、自信がありません(^^;。

「4.8 利用上の注意」を読むとCMPのリストですら完全ではないと怖いことが書いてあります。

「5. CMP 要申告候補物質」は、内容は、chemSHERPAの要申告候補物質と一緒です。CMP 登録物質Ver3.00.00 に、要申告候補物質はありません。

「6. CMP 一般化学物質」の説明が次に書てあるのですが、フルデクラレーションをやる方以外は、あまり関係ないと思うので省略します。

最後に付属がAからCまで書かれています。
付属A 独自番号付与物質一覧(要申告物質)
付属B リクエストによる追加収載物質(CMP 要申告物質)一覧
付属C SN1041 及びSN1042 に該当する物質一覧
表C-1 SN1041 に該当するTSCA Accession Number 付与物質一覧
表C-2 SN1042 に該当するIMDS 擬似物質の略称一覧

ということで、これを読んで理解するのはかなり大変な文書です。

CMP要申告物質参照リスト_Ver3.00.00

二つ目の資料は、CMP要申告物質参照リスト_Ver3.00.00というExcel ファイルです。

CMP 要申告物質に採用されている9つの規制と2つの業界標準の物質を参照できるように、各規制や標準の内容を1sheetずつにまとめたものです。

内容的には、chemSHERPAに同梱されているchemSHERPA_Managed_substance_list、つまりchemSHERPA参照リストとほとんど変わりません。

CMP適合判定コード一覧_Ver.3.00.00

最後の資料は、CMP適合判定コード一覧_Ver.3.00.00というExcel ファイルです。

これは、各種規制の適用除外、その他の項目において、適合しているかを判定するためのファイルです。説明以外のシートが4枚ありそのうちの3枚、殺生物製品タイプ、アプリケーションコード、プロセスケミカル残存理由は、自動車業界の基準なので、関係ない方は無視しても大丈夫です。

適用除外等は、従来の適用除外などを判断するための物なので、CMPを使うかもしれないと思っているほぼ全ての人に関係する部分です。

これらExcelのリストは、いちいち見て判断するのはほぼ不可能なので、APIでうまく処理していただくしかないでしょう。

公開資料で入力すべきものは判明したが、、、

今回の3種類の資料公開と以前に出されているCMP利用ルールv1(公開版)があれば、どういうものを入力しなければならないかは、かなり判るようになってきました。

しかしながら、chemSHERPAでも入力は、データ作成支援ツール上でもかなり面倒です。CMPは、更に追加要素があるのでより複雑になるでしょう。

優秀なAPIがないとデータ作成は、かなりの労力を必要としそうですし、慣れるまでは相当大変だろうと管理人は思います。

CMPは、管理人のようなコンサルには解放されていないので(大体、金もかかるし)、API上の動きは知ることができません。従って、各社で対応して頂くしかなくなってくるのかなと思います。相談もCMP事務局やAPIのベンダーにして頂くしかないでしょう。
CMPに関しては、公式と見聞きした情報でしか記事を書けない状況になります。

このブログでchemSHERPAについて行っていたような解説は、当然できないことになります。

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