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遵法判断情報画面にはどんな情報が書かれているの(2)?chemSHERPA超入門(その7)

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今回は、前回(遵法判断情報画面にはどんな情報が書かれているの(1)?chemSHERPA超入門(その6))の続きで、遵法判断情報画面の見方の解説になります。

前回、遵法判断情報は、対象となる物質/物質群と報告用途、報告閾値でY(その条件で物質が入っている)もしくはN(その条件では物質が使われていない)が入力されていて、データを確認する側からすると、Yのみを確認するだけでよいと書きました。

では、Yとなった場合は、他にどんな情報が書かれているのでしょう(Nの場合は、入っていないのですから他には何の情報も書かれません)。

遵法判断情報画面のスクロールした先に書かれているものは何か

図1をご覧ください。これは、遵法判断情報画面(スクロール後)の画面です(前回記事の図3と同一の部分)。

図1 遵法判断情報画面(スクロール後)

図の下の方に含有判定がになっている項目が2項目ほどあります。

この部分を縦にスクロールして見えやすく拡大したのが、図2です。

図2 含有している場合に記載される項目

含有判定がNの行には、以降何も書かれていませんが、Yの行には含有率(ppm)、含有量、用途コード、使用用途、使用部位に記載があります。

この中で、用途コードは少し判り難いかもしれません。最初のYの項目にあるEU-RoHS-6(c)は、この項目が、RoHS指令のどの用途適用除外を利用しているかを示しています。

その下、3行目のZZ-RepAp-Unknownは、もっと訳が分からないかもしれません。これは、最後のUnknownだけを注目してください。

意味は、この行に書かれている報告用途として使用しているかどうかわからないけれども、鉛は入っているので一応報告しておきますという意味です。
一方、報告用途に該当していることがわかっている場合は、ZZ-RepAp-Applicableと書かれています。

同じ鉛の含有についても遵法判断情報は何行もある

図2にある4行の含有判定項目のうち、下の3行は全て鉛に関するものです。なんでそんなにあるんだよと思うかもしれません。

ですが、実は最新版のchemSHERPA-AIVer.2.06では、鉛に関するの含有判定の項目は7個もあります。つまり、それだけ鉛に関する様々な規制が存在するということになるのです。

その制限条件は、法律によってそれこそ用途と閾値が決められているわけです。めんどくさいですね。

しかも、図2を見ていただくと分かるのですが、Yとなっている二つの鉛に関して含有率が異なります。使用部位が同じなのに含有率が異なっているので違和感を感じる方もいると思います。

これは、最初のYの含有率が均質材料中の値であり、二つ目の含有率が製品全体中のものだからです。要は、考えるべき分母の値が異なることに依存します。

このような事があるために、遵法判断情報は判り難いと言われるのかもしれません。
しかしながら、成分情報のみの数値だけでは、実際に遵法しているのかどうかはわからず(ELVやRoHSは別にして)、自分で判断する必要があるのです。

次回は、まだ解説していない項目が少しあるのでその部分を

chemSHERPA-AIにはどんな情報が書かれているのか、基本情報画面、成分情報画面、遵法判断情報画面と見てきました。

ですが、実はまだ解説していない項目があります。細かいのもいくつがありますが、別ウインドウが開くものとしてSCIP情報画面があります。

次回は、今までの解説で残しているchemSHERPA-AI項目について解説する予定です。

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