REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(29)

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REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(29)です。

今回は、第28次SVHCの最後の九つ目、reaction mass of 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineです。

長すぎるよorz。
おかげで投稿の順番間違った。追加分だけゆっくり解説(28)は、次回の投稿になります。

第28次SVHC reaction mass of 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineの基本情報

では、まず 基本情報を見てみましょう。と言ってもこれは、2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineの反応生成物なので、CAS番号はありません。EC番号のみつけられています。

化学物質名:reaction mass of 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholine
和名:2,2,3,3,5,5,6,6-オクタフルオロ-4-(1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン-2-イル)モルホリンと 2,2,3,3,5,5,6,6-オクタフルオロ-4-(ヘプタフルオロプロピル)モルホリンの反応生成物
化学式:-
構造式:-
分子量:-
CAS RN:-
EC No.: 473-390-7

いや、こう書かれたってなんのこっちゃですよね。大体、2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholineって何?

そのためには、まずmorpholineを調べてみましょう。morpholineの構造式は以下のようなものです。

morpholine

この物質にはNについたH以外に、炭素に8個の水素が結合しています。番号としての数え方は、Oの位置が1で4の位置にNがあります。なので、2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoroは、その水素が全部フッ素に置き換わっているという意味です。

次に4位のNのH部分が1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-ylになっています。これを見るとプロパン(C3H8)の8個の水素うち7個がフッ素に置き換わっていることを意味しています。しかも、1位と3位の水素は3個ともフッ素に置き換わっていて、真ん中にある炭素についている水素のうち1個はフッ素に置き換わり、1個は外れて結合手になっています。その部分がNと結合しているという意味です。

ですので、

2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine

同様に、2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineは、置換しているheptafluoropropylの部分が、2位ではなく1位になっているものです。

2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholine

構造式がわかったから何なんだっていう話なのですが、まあもやもやしているよりはいいかもしれません。

reaction mass of 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineの危険性は何か

ECHAのSubstance Infocardによれば、REACH登録において企業がECHAに提供した分類によると、この物質は皮膚に接触すると有毒であり、飲み込むと有害であり、深刻な眼の炎症を引き起こすとされています。

この物質がSVHCになった理由は、非常に難分解性で生物濃縮性が高い(Article 57 e)です。

その他の危険性情報は、ネット上で見つけることは困難でした。

reaction mass of 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(1,1,1,2,3,3,3-heptafluoropropan-2-yl)morpholine and 2,2,3,3,5,5,6,6-octafluoro-4-(heptafluoropropyl)morpholineの使用用途はどこか

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、REACH登録はされており、欧州域内で年間10トン以上1,00トン未満製造もしくは輸入されている。

この物質は、以下のような製品に含まれていると考えられます。

屋外使用材料(例:金属、木製、プラスチック製の建築・建材)
屋内使用(例:床材、家具、おもちゃ、建材、カーテン、履物、革製品、紙・段ボール製品、電気機器)
複雑な成形品:機械、機械装置、電気/電子製品(例:コンピュータ、カメラ、ランプ、冷蔵庫、洗濯機)
密閉システムの中(例:冷蔵庫の冷却液、油性の電気ヒーター)

これ以外の情報は、ネット上で見つけることは困難でした。

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