REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(28)

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REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(28)です。

今回は、第28次SVHCの八つ目、Perfluoroheptanoic acid and its saltsです。

実際の投稿は9番目になってしまいました。

第28次SVHC Perfluoroheptanoic acid and its saltsの基本情報

では、まず 基本情報を見てみましょう。と言っても、このEntryは、複数の物質群からなるためCAS番号やEC番号が無い状態になっています。

ですので、今回は基本骨格となるPerfluoroheptanoic acidの基本情報を記載します。

化学物質名:Perfluoroheptanoic acid
和名:トリデカフルオロヘプタン酸 (NITE CHRIPから)
別名:パーフルオロヘプタン酸、Tridecafluoroheptanoic acidなど
化学式:C7HF13O2
構造式:
分子量:364.06
CAS RN:375-85-9
EC No.: 206-798-9
融点:30 °C
沸点:175 °C/742 mmHg

この物質は、全フッ素化されたアルキルカルボン酸の一つで炭素数が7のものになります。
同様の構造を持ち炭素数が8のものがPFOA(Pentadecafluorooctanoic acid)になります。 

Perfluoroheptanoic acid and its saltsの危険性は何か

ECHAのSubstance Infocardによれば、Perfluoroheptanoic acid(単体の方ね)は、企業がECHAに提出したCLP告示の分類によると、重度の皮膚火傷と眼障害を引き起こし、飲み込むと有害であるとのことです。

これら物質(Perfluoroheptanoic acid and its salts)がSVHCになった理由は、
生殖毒性 (Article 57 c)、非常に難分解性で生物濃縮性が高い (Article 57 d)、非常に難分解性で生物濃縮性が高い (Article 57 e)、人の健康に重大な影響を与える可能性がある懸念レベルに相当するもの (Article 57 f – 人の健康)、環境に深刻な影響を与える可能性がある懸念レベルに相当するもの (Article 57 f – 環境)
です。

日本のサイトにおいては、危険性情報はほぼ出てきません。

Perfluoroheptanoic acid and its saltsの使用用途はどこか

この物質は、ECHAのサイトの使用例に

Examples of use(s) (使用例):物質そのものはREACHに登録されないが、SVHCとして特定されることは、将来的に後悔するような代替を避けるための措置と見ることができる。

と書かれているように、ほとんど使用はされていないと思います。使用されているとしても、他の物質の原料やPFOAの代替物としてだと思うのですが、それをやらせないためにSVHCにしたという方が適当でしょう(あくまで管理人の主観です。信用しないように。)

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