欧州REACH規則のPFASの制限に対してECHAは、SEACの意見書草案について意見募集を開始しましたことは、以前の記事に載せました。
日本フルオロケミカルプロダクト協議会(FCJ)は、これに対応した第7回 FCJ ウェビナーを行っています。
今回はこれについて見ていきましょう。
第7回 FCJ ウェビナーの視聴方法
今回のウェビナーは、既に録画してあるものを視聴する形式になっています。
視聴方法は、第7回ウェビナー詳細情報に書かれています。
プログラムの内容の詳細は、WEBページに書いてあるので、そちらを見ていただきたいのですが、おおよそ以下のようになります。
プログラム
第1部 FCJについて
第2部 欧州REACH PFAS制限のSEAC案(この中は詳細に分かれています)
日程
日程:2026年4月21日(火)~2026年5月25日(月)
録画してあるものを視聴する形式なので、期間中であれば何回でも見ることができます。
ちなみに、5月25日は、意見募集の締切日なので、それまでは見ることができるということでしょう。
参加方法
事務局にメールを送ると仮登録され、メールが届きます。申込フォームに必要事項を記入して再度送付すると、視聴ページにアクセスすることができます。
講演資料のダウンロード
資料は、第7回ウェビナー詳細情報にすでに掲載されており、
- 第7回 FCJウェビナー講演資料
- EUSurveyへの入力方法について
の二つが掲載されています。
Q&Aダウンロードは、現在まだ資料が載っていません。
第7回 FCJ ウェビナーの内容
第7回 FCJ ウェビナーの内容は、基本、第7回 FCJウェビナー講演資料に沿って行われていますので、資料を見ながら視聴するのが最善です。
第1部のFCJについてついては、こう書くとFCJの人に怒られるでしょうが、飛ばしてしまっても大丈夫です。
第2部のほうは、関係ある人にとって非常に有用です。
1. 欧州REACH PFAS 制限の SEAC 案、規制概要
最初に、今がREACH制限プロセスのどの段階にあるのかが説明されており、判りやすいです。このプロセスは、PFASだけでなく、どの物質についても基本同じです。むしろ、PFASは産業界への影響があまりにも大きいため、議論に多くの時間がとられています。
次にSEACの役割の説明の後、SEACの意見書草案について細かい解説がなされています。
この部分は、自分の事業や製品に関係があるものがある方はにとっては、ありがたいと思います。
2. SEAC意見案へのパブコメ対応
今回の意見出しが、ECHAに対して産業界などが意見出しできる最後の機会になっています。
従って、SEAC意見案でまだ不確定な部分をどうにかしてもらいたい場合やどうしても使用したい場合には、意見出しする必要があります。採用されるとは限りませんが。
今回の意見出しに関しては、フォーマットが決まっておりEUSurveyというシステムを使って入力することなります。この具体的やり方は、EUSurveyへの入力方法についてという資料に載っています。
さらにどのように訴求するのかということを具体的例(輸送セクター、半導体および電子機器セクター、Fガスセクター)を示して解説されています。
この内容を見ると、その業界の人しかほとんどわからないだろうというような内容になっています。
今後のプロセス
今回の利害関係者による最後の意見出しが終わると、意見に対する審議を経て最後の規制草案が作られます。SEACはこれを今年中に採択して、欧州委員会に提出する計画です。欧州委員会は、草案を基に規制案(ほとんど同じかもしれないが)を作成して採択することになります。
今回の資料は、ある程度適用除外に関する状況が詳しく書かれているのでそれだけでもDLしておくと有用だと思います。
全く別の話ですが、このブログの更新は、次回は早くて、5月11日の週以降になる予定です。


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