拡張子shai or 拡張子shciが動くソフトは何?

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当ブログ「化学物質管理の話」で未だにアクセスが多いのは、拡張子shaishciというファイルはどんなものなのかという記事に対するものです。

なので、1年に1回くらいこの件は、記事化していこうと思っています。

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拡張子shaiとshciはchemSHERPAというソフトの拡張子です

拡張子のshaishciは、正確にはchemSHERPAデータ作成支援ツールというソフトの拡張子です。

この、chemSHERPAデータ作成支援ツールには2種類のソフトがあり、それぞれchemSHERPA-AI、chemSHERPA-CIという名前が付けられています。chemSHERPA-AIのデータの拡張子がshai、chemSHERPA-CIのデータの拡張子がshciです。

では、このchemSHERPAというソフトはどのようなソフトなのでしょうか?

これを理解するためには、chemSHERPAのHPに行って内容を読んでいただくのが一番なのですが、簡単に言うと製品の化学物質に関する情報伝達ツールになります。

ここでいう製品は、スマホや文房具、家具などの最終製品には限りません。インクや接着剤、ネジや樹脂で作られた部品など各会社製品に関する化学物質に関する情報を伝達するためのものです。

chemSHERPA-AIは、成形品に対するツールであり、chemSHERPA-CIは、物質や混合物のためのツールです。

詳しくは、chemSHERPAのHPに譲りますが、chemSHERPAは主に製品の化学物質の法規制に対応するために情報を伝達取得するためのツールです。

chemSHERPAについて詳しくは、以前に書いたchemSHERPAとは何ですか?という記事をご覧ください。

なぜchemSHERPAのデータが欲しいと自社に言われるのか?

chemSHERPAは、2018年頃から本格的に使用され始め、最近はこの形式でデータを欲しいと言われることも多いと思います。
その理由は、製品を海外に出さなければならない会社にとっては有用なツールだからです。特に欧州や米国に成形品を輸出する会社にとって、相手国の化学物質規制を遵守するためには、面倒くさい確認をしなければならない場合も多くあります。chemSHERPAは、これを助けてくれます。

ただ、chemSHERPAは、現在でも多くは日本企業とそのサプライチェーンのみで使用されています。また、食品や化粧品、アパレル、自動車など使用していない産業も多くあります。

まずはchemSHERPA HPに行って必要な情報を収集しよう

ただ、突然chemSHERPA(拡張子shaiもしくはshci)でデータをくれと言われても、面食らうと思います。

どのようにすればいいのかというと、まずはchemSHERPAのHPchemSHERPAについてのページ行って、必要なソフトの入手と勉強をしましょう。

データを作るのは、一番最初は結構大変です。お客さんのデータ要求日時に間に合いそうにないと思ったら、素直に相談するのが吉です。

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chemSHERPA
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コメント

  1. kobayashi より:

    成分情報の提供を依頼する先の中にとうとうchemSHERPAに対応するようになった企業があります。そういう企業の担当の方にとっては、改めてこういう記事がアップされるというのはありがたいだろうと思います。

    • OFFICE KS より:

      kobayashi様、コメントありがとうございます。管理人です。
      そういう企業の方に向けての発信なんですが、実際どうなんでしょうね。最近、対応しなければならなくなった企業は増えているのかどうなのかよくわからなかったのでkobayashi様のコメントは助かりました。

  2. POCO より:

    1,1,2-Trichloroethaneの化学式が違っています。
    TriですのでC2H3Cl3です。

    • OFFICE KS より:

      POCO様、ご指摘ありがとうございます。管理人です。
      似た記事をコピペして使っているのでそこだけ修正し忘れてしまったようです。
      情けない。
      修正いたしました。

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