REACH 制限物質(その37):Entry74 

REACH 制限物質(その37)は、Entry74のDiisocyanatesです。

このEntry74を展開すると14物質も出てきます。

今回は、展開した物質について一応書いていくつもりですが、今後のEntryではさらに多くの物質(数十以上)が展開される場合もあり、そのような場合は管理人の作業工数ではどうにもならないので、色々省かせていただくこともあるかと思いますのでご了承ください。

今回も、途中でいやになって結構投げやりになっているところがありますので、正確にはいつも通り原文をあたってくださいね。

Entry74 の基本情報

Entry74は、Diisocyanates全体を規制していますが、展開されて出てくる物質は以下のものです。

ポリウレタン原料

化学物質名:m-tolylidene diisocyanate
和名:メチル-1,3-フェニレン=ジイソシアナート
別名:トリレンジイソシアナート、1,3-ジイソシアナートトルエン、TDI、Toluene Diisocyanateなど
化学式:C9H6N2O2
分子量:174.16
構造式:
CAS RN : 26471-62-5
EC No.: 247-722-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、吸い込むと致命的であり、深刻な目の刺激を引き起こし、発がんの疑いがあり、水生生物に長期的な影響を与え、皮膚刺激を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器に刺激を与える可能性があります。

EUには年間100万トン以上、製造もしくは輸入されています。

使用用途として、コーティング製品、接着剤・シーラント、ポリマー、水処理薬品、石油・ガス探査または生産製品が書かれています。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、長期又は反復ばく露による肝臓の障害のおそれもあると書かれています。
また、主な用途は、ポリウレタン原料(軟質フォーム、硬質フォーム、塗料、接着剤、繊維処理剤、ゴムなど)であるとあります。

実際のところ、この物質は、ポリウレタン樹脂製造に使用されるのが大部分を占めると思います。

化学物質名:4-methyl-m-phenylene diisocyanate
和名:2,4-トリレンジイソシアネート
別名:4-メチル-1,3-フェニレン=ジイソシアナート、2,4-ジイソシアン酸トリレン、2,4-ジイソシアナトトルエン、Tolylene-2,4-diisocyanate,Toluene 2,4-diisocyanate,TDI、その他沢山
化学式:C9H6N2O2
分子量:174.16
構造式:
CAS RN : 584-84-9
EC No.: 209-544-5

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、吸い込むと致命的であり、深刻な目の刺激を引き起こし、発がんの疑いがあり、水生生物に長期的な影響を与え、皮膚刺激を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器に刺激を与える可能性があります。

EUには年間10万トン以上、製造もしくは輸入されています。

使用用途は、他の化学物質を作る用途が書かれています。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、用途としてはポリウレタン原料が書かれています。

化学物質名:Hexamethylene diisocyanate
和名:1,6-ジイソシアナトヘキサン
別名:ヘキサメチレン=ジイソシアネート、1,6-Diisocyanatohexane、HMDIなど
化学式:C8H12N2O2
分子量:168.2
構造式:
CAS RN : 822-06-0
EC No.: 212-485-8

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は吸入すると毒性があり、重度の目の炎症を引き起こし、皮膚の炎症を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸入するとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器の炎症を引き起こす可能性があります。

更には、吸い込むと致命的であり、重度の皮膚火傷や目の損傷を引き起こし、重度の目の損傷を引き起こし、飲み込むと有害であることが特定されているとあります。

EUには年間1万トン以上、製造もしくは輸入されています。

使用用途としてはポリマー、pH調整剤、水処理製品、実験用化学物質が挙げられています。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、長期にわたる、又は反復ばく露による呼吸器の障害も記載されています。

使用用途としては、塗料、接着剤、コーティング加工用樹脂の原料となっています。

化学物質名:2-methyl-m-phenylene diisocyanate
和名:2,6-トリレンジイソシアネート
別名:Tolylene-2,6-diisocyanate、2-メチル-1,3-フェニレン=ジイソシアナート、トリレンジイソシアナート、2,6-TDIなど
化学式:C9H6N2O2
分子量:174.16  
構造式:
CAS RN : 91-08-7
EC No.: 202-039-0

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は、吸い込むと致命的であり、深刻な目の刺激を引き起こし、発がんの疑いがあり、水生生物に長期的な影響を与え、皮膚刺激を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器に刺激を与える可能性があります。

EUには年間1トン以上、製造もしくは輸入されています。

この物質は、他の物質を作るために使用されます。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、長期にわたる、又は反復ばく露による呼吸器の障害も記載されています。

使用用途としては、ポリウレタン・エラストマー・ポリウレタン塗料・ポリウレタン接着剤・封止剤原料となっています。

化学物質名:3,3′-dimethylbiphenyl-4,4′-diyl diisocyanate
和名:4,4’-ジイソシアナト-3,3’-ジメチルビフェニル
別名:3,3’‐ジメチルビフェニル‐4,4’‐ジイル=ジイソシアネート、4,4′-Diisocyanato-3,3′-dimethylbiphenyl、o-トリジンジイソシアネートなど
化学式:C16H12N2O2
分子量:264.28
構造式:
CAS RN : 91-97-4
EC No.: 202-112-7

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は水生生物に対して非常に有毒であり、水生生物に対して非常に有毒であり、長期的な影響があり、吸い込むと有害であり、アレルギー性の皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があるとされています。

EUには年間100トン以上、1000トン以下の製造もしくは輸入されています。

この物質は、樹脂を作るために使用されます。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、使用用途はウレタンエラストマー原料,パッキング材原料とされています。

化学物質名:4,4’-Methylenediphenyl diisocyanate
和名:4,4′-ジイソシアン酸メチレンジフェニル
別名:MDI、4,4′-MDI、ビス(4-イソシアナトフェニル)メタン
化学式:C15H10N2O2
分子量:250.25
構造式:
CAS RN : 101-68-8
EC No.: 202-966-0

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は重篤な目の刺激を引き起こす、吸い込むと有害である、発がんの疑いがある、長期または反復した暴露により臓器に損傷を与える可能性がある、皮膚刺激を引き起こす、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性がある、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性がある、呼吸器に刺激を与える可能性がある。

EUには年間10万トン以上、製造もしくは輸入されています。

使用用途としては、接着剤、シーラント、コーティング製品に使用されるほか、インクやトナー、ポリマー、化粧品やパーソナルケア製品にも使われます。
機械や自動車向けの製品にも使用されます。

職場のあんぜんサイトのSDSによれば、スパンデックス繊維・合成皮革,ウレタンエラストマー・接着剤・塗料の原料 とされています。

化学物質名:2,4,6-triisopropyl-m-phenylene diisocyanate
和名:2,4,6-トリイソプロピルベンゼン-1,3-ジイルジイソシアナート
別名:1,3-ジイソシアナト-2,4,6-トリイソプロピルベンゼン、1,3-Diisocyanato-2,4,6-triisopropylbenzeneなど
化学式:C17H22N2O2
分子量:286.37
構造式:
CAS RN : 2162-73-4
EC No.: 218-485-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、吸い込むと致命的であり、発がんの疑いがあり、皮膚刺激を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器に刺激を与える可能性があります。

EUには年間100トン以上、1000トン以下の製造もしくは輸入されています。

使用用途としては、樹脂の製造が書かれています。

化学物質名:1,3-bis(1-isocyanato-1-methylethyl)benzene
和名:1,3-ビス(1-イソシアナト-1-メチルエチル)ベンゼン
別名:
化学式:C6H4[C(CH3)2NCO]2
分子量:244.29
構造式:
CAS RN :2778-42-9
EC No.: 220-474-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、吸い込むと致命的である、長期的または反復的な暴露により臓器に損傷を与える、水生生物に非常に毒性がある、水生生物に非常に毒性があり長期的な影響がある、深刻な目の刺激を引き起こす、皮膚に刺激を与える、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性がある、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性がある、とされています。

EUには年間100トン以上、1000トン以下の製造もしくは輸入されています。

他の物質を作ったり、熱可塑性樹脂の原料に使われます。

化学物質名:1,5-naphthylene diisocyanate
和名:1,5-ジイソシアナトナフタレン
別名:NDI、1,5-ナフタレンジイソシアネート、1,5-Diisocyanatonaphthalene
化学式:C12H6N2O2
分子量:210.19
構造式:
CAS RN : 3173-72-6
EC No.: 221-641-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は重篤な目の刺激を引き起こす、吸い込むと有害である、水生生物に有害で長期的な影響がある、皮膚刺激を引き起こす、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性がある、呼吸器系の刺激を引き起こす可能性があるとされています。
更には、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があることが確認されています。

EUには年間100トン以上、1000トン以下の製造もしくは輸入されています。

この物質もほかの化学物質を製造するために使用されます。

化学物質名:1,3-bis(isocyanatomethyl)benzene
和名:1,3-ビス(イソシアナトメチル)ベンゼン
別名:m-キシリレン ジイソシアナート、XDI
化学式:C10H8N2O2
分子量:188.19
構造式:
CAS RN : 3634-83-1
EC No.: 222-852-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、吸い込むと致命的、臓器に損傷を与える、深刻な目の損傷を引き起こす、水生生物に有害で長期的な影響を与える、皮膚刺激を引き起こす、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性がある、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があるとされています。

EUには年間1000トン以上、10000トン以下の製造もしくは輸入されています。

ポリマー、接着剤、シーラント、コーティング製品に使われます。

化学物質名:3-isocyanatomethyl-3,5,5-trimethylcyclohexyl isocyanate
和名:3-イソシアナトメチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシル=イソシアナート
別名:イソホロンジイソシアナート、IPDIなど
化学式:C12H18N2O2
分子量:222.29
構造式:
CAS RN : 4098-71-9
EC No.: 223-861-6

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は吸入すると有毒であり、水生生物に長期的な影響を与え、深刻な目の炎症を引き起こし、皮膚の炎症を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸入するとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器に炎症を引き起こす可能性があります。

さらには、吸入されると致命的であること、重度の皮膚火傷や目の損傷を引き起こすこと、重度の目の損傷を引き起こすことが特定されています。

EUには年間1万トン以上、10万トン以下の製造もしくは輸入されています。

ポリマーやコーティング製品の製造に使われます。

化学物質名:4,4′-methylenedicyclohexyl diisocyanate
和名:4,4′-メチレンビス(シクロヘキシルイソシアナート)
別名:ビス(4-イソシアナトシクロヘキサン-1-イル)メタン、ジシクロヘキシルメタン4,4′-ジイソシアナート 、HMDI、Methylene-bis(4-cyclohexylisocyanate)など
化学式:CH2(C6H10NCO)2
分子量:262.35
構造式:
CAS RN : 5124-30-1
EC No.: 225-863-2

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は吸入すると毒性があり、深刻な目の刺激を引き起こし、皮膚の刺激を引き起こし、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性があり、吸入するとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性があり、呼吸器の刺激を引き起こす可能性があります。
更には、この物質が吸入されると致命的であることが特定されています。

EUには年間1万トン以上、10万トン以下の製造もしくは輸入されています。

ポリマーの製造に使われます。

化学物質名:2,4’-Methylenediphenyl diisocyanate
和名:2,4′-ジフェニルメタンジイソシアネート
別名:2,4′-Diphenyl methane diisocyanate、
化学式:CH2(C6H4NCO)2
分子量:250.25
構造式:
CAS RN : 5873-54-1
EC No.: 227-534-9

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は重篤な目の刺激を引き起こす、吸い込むと有害である、発がんの疑いがある、長期または反復した暴露により臓器に損傷を与える可能性がある、皮膚刺激を引き起こす、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性がある、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性がある、呼吸器に刺激を与える可能性があるとされています。

EUには年間1万トン以上、10万トン以下の製造もしくは輸入されています。

化学製品を作るために使用されます。

化学物質名:2,2’-Methylenediphenyl diisocyanate
和名:ジフェニルメタンジイソシアネート
別名:1-isocyanato-2-[(2-isocyanatophenyl)methyl]benzene、2,2′-MDIなど
化学式:C17H10N4O4
分子量:250.25
構造式:
CAS RN : 2536-05-2
EC No.: 219-799-4

ECHAのSubstance Infocardによれば、 この物質は重篤な目の刺激を引き起こす、吸い込むと有害である、発がんの疑いがある、長期または反復した暴露により臓器に損傷を与える可能性がある、皮膚刺激を引き起こす、アレルギー性皮膚反応を引き起こす可能性がある、吸い込むとアレルギーや喘息の症状や呼吸困難を引き起こす可能性がある、呼吸器に刺激を与える可能性があるとされています。

EUには年間1000トン以上製造もしくは輸入されています。

化学製品を作るために使用されます。

Entry74の危険性は何か

個々の物質の危険性については、その物質の項目に書きました。

どこに使われているか

個々の物質の使用用途は、その物質の項目に書きました。

制限条件

Entry74 の制限条件は以下のようなものです。

Entry74の定義自体は、以下のようなものです。

ジイソシアネート、O=C=N-R-N=C=O、Rは不特定の長さの脂肪族または芳香族の炭化水素のユニット

  1. 2023年8月24日以降、工業用および業務用の物質として、単独で、または他の物質の構成要素として、あるいは混合物として、以下の場合を除き使用してはならない。
    (a) ジイソシアネートの単独および組み合わせの濃度が重量比で0.1%未満である場合。
    (b) 雇用者または自営業者は、工業用または業務用の使用者が、物質または混合物の使用前に、ジイソシアネートの安全な使用に関するトレーニングを完了していること。
  2. 2022年2月24日以降、工業用および業務用の物質として、単独で、あるいは他の物質の構成要素として、あるいは混合物として以下の場合を除き市場に出してはならない。
    (a) ジイソシアネートの単独および組み合わせの濃度が重量比で0.1%未満である場合。
    (b) 供給者は、物質または混合物の受領者に、第1項の(b)で言及された要件に関する情報を提供することを保証し、以下の記述を、ラベル情報の残りの部分と区別して目に見える形で、包装上に配置する。「2023年8月24日以降、工業用または業務用に使用する前に十分なトレーニングが必要です」。
  3. 本項目において、「産業用および専門家用ユーザー」とは、産業用および専門家用として、他の物質または混合物の構成要素として、自らジイソシアネートを取り扱う労働者または自営業者、またはこれらの作業を監督する者をいう。
  4. 第1項の(b)で言及された研修は、国内レベルの職業暴露限界値またはその他の適切なリスク管理措置を損なうことなく、職場におけるジイソシアネートへの経皮および吸入暴露を管理するための指示を含むものとする。このようなトレーニングは、関連する職業訓練によって得られた能力を持つ、労働安全衛生の専門家によって行われなければならない。その研修は、最低でも以下の内容を含むものとする。
    (a) すべての産業用および業務用のための、第5項のポイント(a)のトレーニング要素。 用途。
    (b) 以下の用途のための、第5項のポイント(a)および(b)のトレーニング要素。
    ー常温での開放型混合物の取り扱い(フォームトンネルを含む)。
    ー換気されたブースでの吹き付け
    ーローラーによる塗布
    ーブラシによる塗布
    ー浸漬および注水による塗布
    ー完全に硬化していないすでに暖かくない成形品の機械的な後処理(例:切断)
    ー洗浄と廃棄
    ー経皮および/または吸入経路による同様の暴露を伴う他のあらゆる用途
    (c) 以下の用途のための第5項のポイント(a)、(b)及び(c)のトレーニング要素
    ー不完全に硬化したアーティクルの取り扱い(例:硬化したばかりの、まだ温かいアーティクル)
    ーファウンドリー用途
    ー機器へのアクセスを必要とするメンテナンスや修理
    ー暖かいまたは熱い製剤の開放的な取り扱い(> 45 °C)
    ー限られた、または自然換気のみの屋外でのスプレー(大規模な工業用作業場を含む)および、高エネルギーでのスプレー(例:発泡体、エラストマー)
    ー経皮および/または吸入による同様の暴露を伴うその他の用途 ルート
  1. トレーニングの要素
    (a) 以下に関する一般的なトレーニング(オンライントレーニングを含む)
    ージイソシアネートの化学。
    ー毒性の危険性(急性毒性を含む)。
    ージイソシアネートへの暴露。
    ー職業上の暴露限界値。
    ー感作がどのように発生するか。
    ー危険の兆候としての臭気。
    ーリスクに対する揮発性の重要性
    ージイソシアネートの粘度、温度、および分子量。
    ー個人の衛生管理
    ー必要な個人防護具について、その正しい使用方法とその限界に関する実践的な指示を含む
    ー経皮的接触および吸入暴露のリスク。
    ー使用するアプリケーションプロセスに関連したリスク。
    ー皮膚および吸入の保護スキーム
    ー換気
    ークリーニング、リーク、メンテナンス
    ー空のパッケージを廃棄すること
    ー関わらない人たちの保護
    ー重要な取り扱い段階の特定
    ー特定の国のコードシステム(該当する場合)
    ー行動ベースの安全性
    ー研修が完了したことを示す証明書または文書による証明
    (b) 以下に関するオンライントレーニングを含む、中級レベルのトレーニング
    ー行動ベースの追加的側面。
    ーメンテナンス
    ー変化の管理。
    ー既存の安全指示の評価。
    ー使用するアプリケーションプロセスに関連したリスク。
    ートレーニングが正常に完了したことを証明する証明書または文書による証明。
    (c) オンライントレーニングを含む、以下のような高度なトレーニング
    ー対象となる特定の用途に必要とされる追加の認証。
    ースプレーブースの外でのスプレー作業。
    ー高温または高熱の製剤(45℃以上)のオープンな取り扱い。
    ー証明書、またはトレーニングが正常に完了したことを証明する文書
  2. 訓練は、工業用または業務用ユーザーが活動する加盟国が定める規定に準拠するものとする。加盟国は、第4項および第5項に定める最低要件を満たす限り、物質または混合物の使用に関する独自の国内要件を実施または継続して適用することができる。
  3. 第2項(b)の供給者は、物質又は混合物が供給される加盟国の公用語で、受領者に第4項及び第5項に基づく訓練資料及びコースを提供することを保証しなければならない。訓練は、組成、包装、デザインなど、供給される製品の特殊性を考慮したものでなければならない。
  4. 雇用者又は自営業者は、第4項及び第5項に記載された研修の修了を記録しなければならない。研修は、少なくとも5年ごとに更新しなければならない。
  5. 加盟国は、第117条(1)に基づく報告書に、以下の情報を含めるものとする。
    (a) 国内法で定められた、ジイソシアネートの産業用および専門家用に関連する確立されたトレーニング要件およびその他のリスク管理措置
    (b) ジイソシアネートに関連して報告・認識された職業性喘息、職業性呼吸器疾患および皮膚疾患の症例数
    (c) 国内にジイソシアネートの暴露限界値がある場合はその値
    (d) この制限に関連する執行活動に関する情報
  6. この制限は、職場における労働者の安全および健康の保護に関する他のEUの法律を害することなく適用されるものとする。

Entry56とEntry74

実は、Entry56のMethylenediphenyl diisocyanate (MDI) including the following specific isomersにおいて、 2,2’-Methylenediphenyl diisocyanate とその異性体は既に制限物質になっています。

そして、今回解説しているEntry74においても、再出しています。

その理由は、Entry56の制限が消費者に提供されるものであるのに対し、Entry74は産業用、専門業者向けの制限であるからです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました