2022年8月29日 chemSHERPA Ver.2.06.00がリリースされました(8/30,9/7追記あり)

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2022年8月29日 chemSHERPA HPの最新情報に「化学品および成形品のデータ作成支援ツールVer.2.06.00を公開しました。」ということでchemSHERPA Ver.2.06.00がリリースされました。

管理人も早速ダウンロードしました。

ただ、詳細な変化の確認はまだですので、その辺りはご了承ください。

8/30追記

8月30日に化学品データ(CI)作成支援ツール Ver.2.06.00に支障をきたす場合があるということで、CIは、配信停止になっています(AIには影響はありません)。

詳細は対応するページをご覧ください。

修正プログラムが1週間程度で配信されるそうなので、それまで待ちましょう。

9/7追記

9月6日に修正されたCIツール、chemSHERPA化学品データ(CI)作成支援ツール Ver.2.06.00aがリリースされました。

詳細は対応するページをご覧ください。

既にchemSHERPA-CI Ver.2.06.00をダウンロードしておられる方は、修正されたchemSHERPA-CI Ver.2.06.00aをダウンロードしたら古いバーションのものは捨てましょう。

Ver.2.05.00からVer.2.06.00で何が変わったのか

Ver.2.06.00のリリースノートを見ると、Ver.2.05.00から どのように変化したのかがわかります。

今回も大きく変わったのは、成形品用のデータ作成支援ツールの管理対象基準にChina RoHSがでしょう。それ以外の変更もあるのでちょっとだけ見ていきましょう。

管理対象基準にChina RoHSが追加

成形品用のデータ作成支援ツールの管理対象基準にChina RoHSが追加されました。

報告は任意となっています。

鉛入りの材料を入力

上図のように成分情報画面で鉛入りの材料を入力するとELVとEU RoHS(そういえば、China RoHSが加わったことで、欧州のRoHSはEU-RoHSと表現されています)については、ポップアップ画面が出て適用除外を選択することが可能ですが、China RoHSのポップアップ画面はありません(任意報告扱いだからでしょう)。

成分情報画面の右側にある法規制の欄には下図のようにChina-RoHSが加わっています。

China-RoHSの追加

では、China RoHSの適用除外の選択はどうするのかというと、上図の場合ピンクの枠のセルをダブルクリックします。

すると以下のような、China RoHSの適用除外の選択画面がポップアップしてきますのでここから選ぶことになります。

China RoHSの適用除外の選択画面

でも、このダブルクリックするピンクの枠の部分は、グレーアウトしているので通常押せるとは思わないよなあ、というのが管理人の思うところです。

ツール上の何処に注意書きが書かれていないといけないんじゃないかな。

V1のデータが読み込めなくなりました

Ver.2.05ではV1データの出力ができなくなりましたが、今回のVer.2.06ではV1データの読み込みができなくなっています。

V2への移行促進のためです。

CAS番号の チェック 機能の追加

任意報告物質に対して、CAS番号のチェック機能が追加されました。まだ詳細確認していません。

エラー一覧画面の変更

何か間違いをやらかすと出てきた、「エラー内容画面」ですがタイトルが「エラー /警告内容画面」へ変更されました。

エラーは要修正、警告は内容を確認の上で修正要否の判断を依頼するメッセージが出ます。これで、少しはツールに怒られてる感が薄くなるかもしれません(^^;。

化学品データ作成支援ツールに製品名 (ローカル )が追加された

化学品データ作成支援ツールに製品名 (ローカル )が追加されました。実際には、製品情報と依頼者製品情報に追加されています(下図参照)。

製品名 (ローカル )が追加された

ローカル無しの製品名は、半角英数で入力しましょう。

IEC62474エリアの情報更新、用途リスト更新

IEC62474エリアの情報更新がなされているほか、用途リスト更新では、EU RoHSの用途適用除外の変更が反映されています。

適用除外の再選択が必要になる場合があります。詳細は、Ver.2.06.00のリリースノートを見てください。

今回はchemSHERPA Ver.2.06.00がリリースされたという情報でした。また、何か気になる部分があれば記事を書きたいと思います。

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コメント

  1. つくし より:

    ver.2.06.00、早速CIが不具合で配信停止中になってますね。

    それはそれとして、AIの感想として。
    V1データが読み込めなくなる話は前々から言われていましたが、V1の時代に生産中止になった部品で最近RoHS除外適用について質問されたことがあったので、完全に見られなくなると困ることはありそうです。

    V1データもCSV/XML出力機能くらいあると助かる気がしないでもない…かな。

    • OFFICE KS より:

      つくし様 コメントありがとうございます。管理人です。
      今回のCIの不具合は、重大なものではないのでまだ救われますね。

      V1データなのですが、既存データはV2に全部変換しておく(データが埋まらない空欄があったとしても)ということはめんどくさいんでしょうか?
      システム屋さんじゃなので管理人よくわからないですけど、そうしておいた方が後々楽なような、、、、。

  2. つくし より:

    返答ありがとうございます。

    やはり2.05.00が使えるうちに変換するしかないですかね
    1製品に100個程度shaiファイルがあるので、一つ一つ開くのは避けたかったのですが…
    誰か一括変換アプリを作ってください…

    • OFFICE KS より:

      つくし様、お返事ありがとうございます。管理人です。
      1個1個開くのは確かに大変ですね。
      chemSHERPAに関するシステムを売っている会社でそういうサービスをしてくれるところはあるかもしれませんね。
      もちろんお値段かかるでしょうけど。工数との相談になるんじゃないでしょうか。
      chemSHERPAのHPに行けばサービス業者も書いてあるので問い合わせるのも手かもしれません。高いかな、多分。

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