REACH 制限物質:Entry81           1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP):(その75)

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今回、説明するのREACH 制限物質は、Entry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)になります。

それでは早速見ていきましょう。

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Entry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)の基本情報

では、まずEntry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)の基本情報を見ていきましょう。

化学物質名:1-ethylpyrrolidin-2-one
和名:1-エチルピロリジン-2-オン
別名:1-エチル-2-ピロリドン、NEP、1-Ethyl-2-pyrrolidone
化学式:C6H11NO
分子量:113.16
構造式:

CAS RN : 2687-91-4
EC No.: 220-250-6

常温では、薄黄色の液体です。引火点91℃、沸点97℃との記載があります。

Entry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)の危険性は何か

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は胎児に障害を与えるおそれがあります。

REACH登録における分類では、この物質は生殖能または胎児に障害を与える恐れがあり、また深刻な眼障害を引き起こすとされています。

また、日本の職場のあんぜんサイトによれば、上記の有害性に加えて、更に引火性液体であることが書かれています。

Entry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)はどこに使われているのか

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、欧州域内で製造輸入され、100t~1000t 流通しています。

この物質は、消費者、専門作業者(広範な用途)、配合または再包装、工業施設、製造工程で使用されます。

消費者用途としては、
本物質は以下の製品に使用されます:不凍液製品、塗料製品、潤滑油・グリース、接着剤・シーラント、空気清浄製品、非金属表面処理製品、インク・トナー、皮革処理製品、研磨剤・ワックス、洗浄・清掃製品。

専門作業者による広範な使用としては、
本物質は以下の製品に使用されています:洗浄・清掃製品、コーティング製品、実験室用化学薬品、ポリマー。

調合または再包装としては、
この物質は、以下の製品に使用されます:実験用化学薬品。

工業施設での使用として、
本物質は以下の製品に使用されます:実験室用化学薬品、塗料製品、ポリマー、洗浄・清掃製品、水処理薬品、写真用化学薬品。
本物質は以下の領域で使用されます:混合物の調製および/または再包装。
この物質は、化学薬品の製造に使用されます。

製造
この物質は、産業用途において、物質の製造および混合物の配合に使われます。

制限条件

Entry81 1-ethylpyrrolidin-2-one (NEP)の制限条件は以下のようなものです。

  1. 2026年12月23日以降、単体物質として、他の物質の構成成分として、または混合物中に0.3%以上の濃度で含有される場合、製造業者、輸入業者および下流利用者が関連する化学物質安全性報告書および安全データシートに、労働者への曝露に関する4.0 mg/m³(長期吸入曝露)の無影響レベル(DNEL)を記載していない限り、市場に流通させてはならない。
  2. 2026年12月23日以降、単体として、他の物質の構成成分として、または混合物中の濃度0.3%以上で、製造、使用してはならない。ただし、製造業者及び下流利用者が適切なリスク管理措置を講じ、作業員の曝露が第1項で規定されたDNELを下回ることを確保するための適切な操作条件を提供する場合を除く。
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