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REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(17)

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REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説ですが、2022年1月17日に新たな物質(物質群)が4個足されたので少しずつやっていきます。といっても合計4回で終わってしまいます。

というわけで、REACH SVHC:追加分だけゆっくり解説(17)は、新たに足された物質のうち、6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresolです。

第26次SVHC 6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresolの基本情報

では、6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresolの基本情報を見てみましょう。

化学物質名:6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresol
和名:2,2’-メチレンビス(6-t-ブチル-4-メチルフェノール)
化学式:C23H32O2
構造式:
分子量:340.5
CAS RN:119-47-1
EC No.: 204-327-1
融点:123 – 127 °C

他の物性に関しては、あまり情報がありませんでした。

6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresolの危険性は何か

この物質が、SVHCに入れられた理由は、生殖毒性 (第57条c)によるものです。

ECHAのSubstance Infocardによれば、REACH登録において企業がECHAに提供した分類によると、この物質は生殖能力または胎児を損傷することが疑われていますとあります。

また、販売している会社のSDSによれば、この物質は長期継続的影響によって水生生物に有害のおそれがあると書かれています。

6,6′-di-tert-butyl-2,2′-methylenedi-p-cresolの使用用途はどこか

ECHAのSubstance Infocardによれば、この物質は、欧州域内での生産もしくは輸入は、1000t/y以上10000t/y未満となっています。

この物質は、消費者向け製品として、接着剤およびシーラント、潤滑剤およびグリス、燃料、油圧作動油、金属加工油などに入っているとされています。
また、ゴム製品やプラスチック製品にも入っているとされます。

NITEのCHRIPによれば、この物質は、プラスチック酸化防止剤、有機ゴム薬品(老化防止剤)として使用されます。

管理人の認識では、この物質は、有機物(特にプラスチックやゴム)に入れることによって、自分が反応をして、母体(プラスチックやゴム)がもろくなったり弾力が無くなったりすることを防いでいる物質になります。

第26次SVHCの解説が始まりました

今回から、1月17日に発表された第26次SVHCの解説が始まりました。今回は4物質だけなので、さすがに今期中には終わると思います。

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