SCIP対応ガイドライン_v1.2 が公開されました

2021年5月19日 chemSHERPAのHPで、「SCIP対応ガイドライン_v1.2 公開のお知らせ」の案内がありました。

実際の場所は、データ作成支援 (ツール等)のタブのツール技術情報/データ事例サンプルの一番上です。

改訂履歴だけだとちょっとわからない

このSCIP対応ガイドライン_v1.2には、当然改訂履歴がついており、どのページをどう変えたかというのがある程度分かるようになっています。ページ的には一番最後に改訂履歴があります。

更に、このv1.2にはページの右上に修正や追加という表記があり、今のページがv1.1から変化があるのかないのかもわかるようになっています。

一見かなり親切な仕様なのですが、実際に何がどう変わってどこが重要なのかは一部しか読み取れません。

一番主要な改定は、P.41 SCIP非含有の場合の伝達ルールの追加

改訂履歴によれば、一番主要な改定は、P.41 SCIP非含有の場合の伝達ルールの追加であり、他は画面や表現の最新化であるとされています。

でもSCIP非含有って変な表現だな、SVHC非含有の場合ですね。

でも、管理人が見るところそれだけではありません。なので、SCIP非含有の場合の伝達ルールの追加とほかに気になった部分の説明をします。

まず最初に主要な変更点であるSCIP非含有の場合の伝達ルールの追加です。

ここは、最重要ですので本当は文書で確認するべきで、著作物の引用上も問題があるかもしれませんが、一応載せてしまいます。ダメだったら指摘してね、chemSHERPA事務局。

v.1.1とv.1.2違いは、成形品中に0.1wt%を超えるSVHCが入っていなかったとき、v.1.1ではSCIP情報伝達は不要となっていなかったのですが、v1.2では、その後に顧客要求のありなしの分岐が入っています。顧客要求がある場合はSCIP情報での非含有を伝達することが必須となっています(伝達のやり方も書いてあります)。また、顧客要求がない場合でも、伝達は任意となっています。

まあ、どちらにしろ作業は増える方向ですね。

画面や表現の最新化でも注意したほうがいい部分

上記の主要な変更のほかに注意したほうがいい部分もあります。

確かに画面や表現の最新化なのではっきり言ってどうでもいい部分も多々あります。例えば、ページ番号を振りなおしてるとか、ツールが面を正式版に差し替えてあるとか、すでにSCIPの届出は始まっているので表現を過去形にしたとかですね。

でも、仕様変更に対応したものだったり、情報取得場所の最新化などは注意したほうが良いところです。

管理人が特にみておいた方が良いと思うのは、P.11のCN/TARICコードは、10桁に統一されているので、それより少ない桁数を入れた場合は、足りない部分に0を入れて10桁にしなければならないというところです。

この10桁の説明は、P.28,29にもあり、chemSHERPAでは足りない場合0が自動で足されます。なので、正しくは10桁コードを入れる必要があります。

次に、P.32に新たにSCIP情報のデフォルト設定の説明が付け加えられています。ここも、SCIP情報を入力することを考えると理解していたほうがいい項目です。chemSHERPAでデフォルト設定があるのかないのか、あるなら何が書けるのかが説明されています。

その他にも新たな情報として、ECHAのaccountの取り方や、S2S(システム連携)の項目にも新たな情報が載っていますが、これらの情報は、実際にEUにものを直接出している人でなければほとんど関係がないので省略します。

それと最後にQ&Aに関する変更部分は見ておいた方がいいかもしれません。

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