2025年10月30日に「JAMPはCMPコンソーシアムへの改組により、URLが変更になりました」と言う一文とともに、今までブックマークしていたchemSHERPAのHPを選択すると、
https://cmp-consortium.com/
にリダイレクトされます。
そしてそこには、JAMPはCMPコンソーシアムへという表題が書かれています。
いきなりで面食らう人も多いと思います。と言うことで、管理人が知る範囲でどういうことなのか書いてみたいと思います。
と言っても管理人は、CMPコンソーシアムの会員ではありませんので情報が限られます。
もし皆さんの会社の取引先がCMPコンソーシアムの会員であるところがあるなら、そこから情報をもらったほうが正確です。
CMPとは何か?
CMPとは何かについては、今年の8月に、
「chemSHERPA HPにCMP情報のページが追加されています」
という記事の中で概要を書いています。
(CMPはChemical & Circular Management Platformの略です)
今回は、CMPのHPにあるCMPについてに掲載されているCMP説明資料に記載されている内容で見ていきます。
CMPコンソーシアムの会員には、より詳しい進捗状況が報告されているようですが、実際に使うのは会員企業だけではありませんので、今後公開されていくでしょう。
CMPタスクフォースからCMPコンソーシアムへ
CMP説明資料の4ページ目には時系列が載っています。それによれば、
CMPタスクフォースが成立したのは2023年度で60の企業や団体が参加していました。この背景には、環境配慮設計がIECやISOで強化されており、循環経済(サーキュラーエコノミー)に関する関心が増大してきていることにあります。
更には、chemSHERPAにおけるバケツリレーの情報伝達の問題点を解消しようという意図もあったと推測されます。
説明資料の図では2025年の下期にはCMPコンソーシアム(予定)となっていますが、CMPコンソーシアムのHPができていることから、無事に立ち上がったことになります。
とはいっても、会員はほとんどJAMPの会員がそのまま横滑りしていると思って差し支えありません。
このページにはCMPの開発スケジュールも載っているのですが、それによれば、今年度中にシステム開発と運用テストが行われることになっています。
しかも、来年度には実証試験が行われ運用が開始されるという予定です。立ち上がりはずいぶん早いのですが、実際に導入がどこまで行くのかはまだ未知の状態です。
データの授受にはBC(ブロックチェーン)のプラットフォームが使われる
管理人は、IT系には全く疎い人間ですので、CMPにおいてはBCの技術が使われるということしか良く解りません。
しかも、以下の認識にも間違いがあるかもしれません。間違っていたら指摘をお願いいたしますm(__)m。
BCにおいては、セキュリティは保持されると言われています。というか、二次メーカーの情報は全くわからないと思います。
もう一つ、chemSHERPAにおいては、利用ルールとデータの形式は決まっていましたが、どこをデータを行き来するかは決まっていませんでした。
しかしながら、CMPにおいては、データが行き来する場所は決まっています。そこにデータを載せるためのインターフェースは必要ですが、そこにデータを載せれば、後は従来のような面倒なデータのやり取りは簡素化されるでしょう。
とはいえ、BCが機能するには、サプライチェーン上でCMPがつながっている必要があります。つながっていない場合は、その部分の情報は抜け落ちます。
管理人としては、全サプライチェーンをつなぐのは、現時点ではかなり至難の業だと思います。
静脈とか資源循環とかの将来計画はあるが、最初は化学物質の伝達だけ?
CMPは、最初は従来の化学物質の情報伝達で始まると管理人は予想していますし、内容もchemSHERPAの内容とほとんど変わらないでしょう。
説明資料によれば、静脈とか資源循環とかの将来計画があるようですが、まずはCMPを機能するようにシステムが作られ、サプライチェーンをつなぐことがどれほどできるかがカギになりそうです。
それにシステムは作ると維持費がかかりますし、各社においてもCMP内のデータの出し入れのインターフェースはいるはずでお金が全くかからないとは言えません。
最初のシステムは、経産省が推奨しているウラノスエコシステム上に作るということでお金は出るようですが、システムは維持費がかかります。どうするんだろ?
一般向けCMP説明会の案内がありました
この記事を書いている途中で、CMPコンソーシアムからCMP(Chemical & Circular Management Platform)説明会のご案内がありました。
Liveは、2025年12月8日(月)10:00-11:00(Live配信)ですが、録画配信が2週間ほどあるようですので、chemSHERPAを使用している方は、見ておいた方が良いと思います。
管理人も仕事の都合上Live配信は見れないのですが、録画配信を見たらまた記事にしたいと考えています。
ブログが続いている間は、CMPは追います
管理人は、多分、CMPが実際に普及している頃には引退しています(いや、もうそんない長くやる気はないです(^^;)。
ですが、このブログを更新することを続ける予定の来年までは追おうと思います。
ステップ様にCMPコンソーシアムのコンソーシアムだけが何故カタカナなのかと言うコメントを頂きましたが、ロゴはCMP Consortiumになっていますので、特に意味は無いかと。

コメント
OFFICE KS様へ
しばらくブログが無いのは寂しい限りです。
さてCMPの案件ですが、一般向けCMP説明会の資料をダウンロードして
一読してみましたが小生の脳では今一つ二つ理解が出来ません。
環境調査に従事しててもこの程度です。
Tier1やTier2の方々ならよろしいでしょうが末端の企業は、一人何役で仕事して
利益を生まない環境調査などは最終な仕事に位置付けられるわけです。
理解なしにスルーパスが川中の中小商社などで処理していく場合もあるわけです。
経○産○省の方々が理想と現実をもっと理解して頂きたく存じます。
他の省でも同じことなのかと思いますが もうしんどいです。
最後は愚痴で締めて申し訳ございません。
小生の頭でも理解出来るような優しい解説をお持ちしてます。
還暦環境調査員様、コメントありがとうございます。管理人です。
ブログの更新が半月滞ってしまったのは申し訳ないです。
何せケミカルマテリアルJapanの後、セミナーなどの仕事もあったのですが、それとは別に私にとっては普段は扱わない明るくない内容の仕事をやっていたので時間が取れませんでした。
ヤバい仕事とも言う(^^;。一応、山場は超えたので来週から年内(もうあんまりないけど)は週1-2回は更新できると思います。
CMPの件は、説明会の資料だけでなく、CMP(Chemical & Circular Management Platform)説明会(録画公開)のご案内(追加募集)から申し込んで、WEBでの説明を聞いたほうが少しは判るかもしれません。
最も、管理人もITの人ではなく化学の人ですので、説明されても??な部分が多いのは事実です。優しい解説が出来る気はしません(;_;)
まあ、ものもできていませんし、中身が理解されないうちは普及も大きくは進まないでしょうから、ゆっくりと構えておいていいんじゃないかと思います。