SCIPゆっくり解説(その30)

2021年5月14日

SCIPゆっくり解説(その30)の今回からは、新たなQ&Aが足されたということなのでその説明をしていきます。

新たに追加された番号は、1774から1778の5つです。以前にこの件が書いてある文書について記事を出しているので、ご参照ください。

いつものお約束ですが、管理人がGoogle翻訳などの助けも借りてやっている訳ですので、間違っている可能性は十分あり得ます。正確には、原文を参照してくださいね。

SCIPについて新たに追加されたQ&A

では、順番に見ていきましょう。

1774 英国(北アイルランドを含む)に拠点を置く企業がSCIPの届出を行うことはできますか?

イギリスまたは北アイルランドの法人は、SCIP通知を提出することができません。廃棄物枠組み指令(WFD)は、北アイルランド議定書の付属書に記載されていません。従って、英国が(北アイルランドに関して)WFDのいかなる義務をも遵守する義務はありません。EU に拠点を置く企業への成形品の英国(北アイルランドを含む)の供給者は、SCIP においては非 EU の供給者となります。詳細については、Q&A 1610 および Q&A 1698 をご参照ください。

詳細については、英国の当局に問い合わせください。

Modified Date: 05/03/2021
Topic: Waste Framework Directive – SCIP database
Scope: Background
ID: 1774
Version: 1.0

1775 候補物質パッケージの参照物質はどのように使用すればよいのでしょうか?

IUCLID 6を使う

  1. 候補リストパッケージに含まれる参照物質パッケージをダウンロードし、これらのファイルをデスクトップに保存します。
    ・候補リストパッケージを初めてインポートする場合は、特定の物質データセットまたは「個別参照物質データセット」をコンパイルした最新バージョンを利用してまとめてインポートすることを推奨します。候補リストパッケージで利用可能な、使用しているのと同じIUCLIDバージョンの参照物質データセットをインポートしてください。
    ・以前のSCIP候補リストパッケージから既に参照物質をインポートしている場合は、コンパイルされた「参照物質の差分パッケージ」を利用して、新しく更新された参照物質をインポートすることができます。
    ・注意:更新された参照物質は、IUCLIDインスタンス内の以前のバージョンを上書きします。
  2. IUCLIDインスタンスを開き、参照ファイルをインポートします(またはドラッグ&ドロップします)。これで、書類の関連要素のセクションで報告する必要があるときに、候補リストの物質を見つけることができます。

System-to-Systemを使用している場合は、残りの提出物と同じIUCLIDフォーマットバージョンの参照物質を使用してください。

Modified Date: 05/03/2021
Topic: Waste Framework Directive – SCIP database
Scope: Tools for preparing and submitting information
ID: 1775
Version: 1.0

1776 自分のSCIP番号を検索するにはどうすればいいですか?

自分のSCIP通知を特定するSCIP番号は、以下のように確認できます。

  1. ECHAの届出ポータルにログインします。
  2. 「SCIP通知の検索(Search for SCIP notifications)」というリンクをクリックします。
  3. 検索する前に、正しい検索条件を設定します。すなわち、「Submission status」として「Succeeded」、「Notification type」として「Initial」を設定します。初回の成功したSCIP通知には、システムが新しいSCIP番号を割り当てます。既存のSCIP通知が更新されても、ポートフォリオで利用可能な既存の記事のSCIP番号は変更されません。

4. ボタン<Export to Excel>を使って、SCIP通知の主識別子を取り出すことができます。列「reference number」は、SCIP通知のSCIP番号に対応しています。

Modified Date: 05/03/2021
Topic: Waste Framework Directive – SCIP database
Scope: Tools for preparing and submitting information
ID: 1776
Version: 1.0

1777 SSN(簡易SCIP通知)は企業グループに属する企業でも利用できますか?

ECHAは、IUCLID書類を提出しなくても、すでにSCIPデータベースに正常に提出された情報を参照できるように簡易SCIP通知(SSN)を開発し、主に販売業者が使用することを目的としていますが、例えば同じ企業グループに属する企業など、他の状況でも使用することができます。例えば、同一の成形品を輸入する異なる義務者(同じ企業グループ内)であるA社とB社(両義務者)で、一方のA社がすべての必要な情報を含む書類を含むSCIP届出書を提出し、他方のB社がA社がECHAに提出した情報を参照するためにSSNを使用することに合意することができる。なお、SCIP届出とその内容については、各義務者が引き続き責任を負います。結局のところ、SCIP通知の義務を果たすためにそれらのツールを使用すること、もしくは、必要と考えられる場合には、必要な取り決めを行うことは個々の会社に委ねられています。

SCIP通報の義務は各義務者が個別に負うものですが、企業グループでは、外部ユーザーの仕組みを利用して特定の法人を使ってSCIP通知の取り扱いを一元化することを検討することができます。SSNに基づくSCIP通知の提出が各義務者に固有のものであっても、相互の合意に基づいて、外部ユーザーが義務者に代わってSSN通知を提出する責任を負うことができます。

Modified Date: 05/03/2021
Topic: Waste Framework Directive – SCIP database
Scope: Tools for preparing and submitting information
ID: 1777
Version: 1.0

1778 IUCLIDの書類に含まれる部品の数を数えるにはどうすればよいですか?

ECHA提出用ポータルでは、各IUCLID書類に含まれる文書の数がチェックされます。

IUCLIDドシエで作成された各ファイルは、1つの文書として数えられます。ドシエのファイルは、成形品そのものデータセット、物質を特定するための参照物質、複合体のデータセット(成形品の階層に作成された各層)、写真、分解指示ファイルなどがあります。

文書の数は、IUCLID i6zファイルを解凍することでカウントできます。IUCLIDドシエに含まれる各ファイルを1つの文書として数えます。1つのドシエに含まれるファイルは以下の通りです。*.i6dファイル(成形品のデータセット、複合体、候補リスト物質を特定するための参照物質、ドシエ、添付ファイル)、画像および/または分解指示ファイル、XMLスキーマファイル、cssファイル、manifest.xmlファイル。詳細は、IUCLID i6z Formatの開発者ガイドをご参照ください。

Modified Date: 05/03/2021
Topic: Waste Framework Directive – SCIP database
Scope: Tools for preparing and submitting information
ID: 1778
Version: 1.0

これだけQ&Aが追加されるということは、まだわかりにくいんでしょうね

今回、SCIPについて新たに加わったQ&A、5個を訳してみました。しかし、これだけ追加のQ&Aが出てくるということは、まだまだどうやって提出するのかわかりにくいのだろうと思います。

きっと、色々正常に動くためには年単位でかかるんでしょうね。

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