PFAS関係の最近の話題

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このブログ、半月ほど更新が止まってしまいました。
管理人、ケミカルマテリアルJAPAN2025以降、セミナーもあったのですが、普段やらない仕事をしていたので、ブログまで手が回りませんでした。

楽しみしてくれている人もそんなにいないだろうし、まっ、いいか(^^;(0ではないと思いたい)。

ここしばらく、PFASの話題を記事にしていませんでした。

前回の記事は、9月の「ECHAは、2026年の春にPFASの制限提案のSEAC意見書草案に対する意見募集を行うと発表」と言うものです。

PFAS関係は、REACHの制限提案など各国の規制ばかりが注目されていますが、一般の人々の興味対象は多分そこではないでしょう。
以前に記事化した「PFASの検出が止まらない」などの方が、関心がある問題だと思います。

今年ももうすでに師走ですので、PFAS関係の最近の話題をまとめておいて年を越したいと思います。

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日本フルオロケミカルプロダクト協議会(FCJ)第6回ウェビナーの視聴は12月19日まで

PFASに関する規制の現状に関する日本フルオロケミカルプロダクト協議会(FCJ)第6回ウェビナーが11月6日から行われていることは多くの方がご存じだと思います。

この視聴の期限は、2025年12月19日(金)となっており、今週いっぱいで終了になります。まだ未視聴の方は見ると役に立つとは思います。

もっとも、来年春に行われるSEAC意見書草案に対する意見募集の際は、再度セミナーがある可能性は十分あると思います。

もう一点ですが、PFAS関係の規制はREACH規則の制限物質だけではなく、第6回ウェビナーで述べられているように多数存在し、また、日々変化しています。

上記のウェビナーのページにも、11月10日に発表された米国環境保護庁(EPA)が、先に発表しているPFASに係る報告規則 TSCA §8(a)(7)の改正案を発表したことが追記されています。

会社としての対応策にも影響がある場合がありますので、これらの情報をいち早く知ることは重要でしょう。

食品のPFAS汚染に関するニュース(Yahooニュース)

2025年12月9日のYahooニュースに「PFAS、欧米で食品から続々と検出 国内でも汚染されたアユなど流通 健康への影響が懸念されるレベル」と言う記事が掲載されています。

ここには、欧州におけるトリフルオロ酢酸(TFA)の汚染例や米国における牛乳にPFOAあるいはPFOSが含まれていることが書かれています。

ただ、それ以上に身近な問題として、農林水産省が行った日本の食品の汚染調査の一部が引用されています。

アユは30検体中1検体から、PFOSが1キロあたり76,000ナノグラム(1ナノグラムは10億分の1グラム)、PFNAが同40,000ナノグラムという非常に高濃度のPFASが検出されたということなのですが、さすがにこの汚染レベルは無視できるレベルではないと思います。

まあ、実際にアユを食べる頻度は人によるでしょうが、管理人などは年に数回程度ですからいいのですが、さすがにこの濃度の物を食べ続けたらどうなるんだろうとは思ってしまいます。

実際のところ、このアユを食べて続けても内閣府食品安全委員会が設定した耐容一日摂取量(TDI)には届かないのですが、その設定自体に対する正当性は、今後の科学的知見によっては変化するかもしれません。

ただこの例は極端な汚染のある1検体だけの結果であり、報告全体は、こちらにあるのですが、それ以外のものは、最大値でも一桁以上低い値になっています。

地下水の汚染に続いて、食品の汚染が今後メディアで取り上げられる可能性はあるだろうなと思う管理人です。ただ、冷静に評価して欲しいなとは思います。

年内はもう数回更新予定

今年ももう、半月を残すだけですが、慣れない仕事は山を越えましたし、セミナーも年内分は終了した。

ですので、このブログはもう数回更新できる予定です。よろしくお願いします。

コメント

  1. トランキーロ より:

    更新を楽しみにしている読者です。平日は毎日、「更新してないかな~」と見ています。

    • OFFICE KS より:

      トランキーロ様、コメントありがとうございます。管理人です。
      これで、更新を楽しみにしてくれている人が、2人はいることがわかりました(^^)。

      他の人も、もっと言ってくれてもいいのよ(^^;。

  2. モロコシ より:

    私も楽しみにしてます。(^O^)/

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