CMPコンソーシアムより、CMP大規模実証計画説明会が、2026年1月14日および1月16日に実施されました。
管理人も1月14日に聴講しましたので、その内容と感想を記載します。
CMP大規模実証計画説明会の内容
CMP大規模実証計画説明会の内容は、説明資料がCMPのHPにアップされていますので、そちらから入手してください。項目としては、以下のようになっています。
- CMPの概要
- 大規模実証の目的
- 検証の進め方
- 検証する業務要件
- アプリケーションの選択について
- 事前準備について
- 大規模実証スケジュール
- 参加申込要項
- Q&A
詳細内容は、資料をご覧ください。
今回の大規模検証において、各社において確認すべきことは大きく以下の二つです。
導入を検討する
これは、自分の会社にCMPを導入するにはどうしたらいいかという検討になります。
どの部門に導入するのか、アプリケーションは何を使うのか、費用はいくらかかるのかなどCMPを導入するにあたり必要な部分の検討になります。
最も重要と思われる費用がいくらかかるのかに関しては、4月の大規模検証に近くならないと判明しないようです。
ただし、大規模実証中は費用は発生しません。安心して検証しましょう。
大規模検証だけなら、取られるのは工数だけなので、今後導入を全く考えていないのなら別ですが、ある程度可能性があるなら参加したほうが良いでしょう。
CMPを導入した運用が可能か検証する
二つ目は、実際にアプリケーションなどを使って、操作やサプライヤー(実際のサプライヤーとのやり取りもダミーデータの使用による検証も可能)との情報伝達業務をやってみて、業務が遂行できるかの検証になります。
アプリケーションなどは、大規模検証中は、いくつかのシステムベンダーのものが使用可能です。
多分ここで重要な検証は、システムががまともに動く前提で(それがないと話にならない)、自社の業務がどれほど効率化されるか確認することです。
ここで、注意しなければならないのは、サプライチェーンの全てがCMPを使う状況ではないということです。お互い、CMPを使用している部分のやり取りとそうではない場合のやり取りがどう変化するか検証するべきです。
判ったこと、判らなかったことと感想
判ったこと
今回の大規模検証計画説明会により、これに参加するアプリケーションのベンダーがわかりました。4月のスタート時から使えるのは3社、6月以降から1社となっています。
ただし、自社システムを用いた接続は、今回の検証では行えません。
また、大規模検証のスケジュールはもちろん、検証開始までにやるべきことや、どんなことを検証すべきなのかは、ある程度分かってきました。
物質リストの改定などもある種ダミーで行われますので、その際にはどういう動きになるかも検証可能です。
更には、chemSHERPA同様、化学品に対応するアプリ、成形品に対応するアプリがあることや、chemSHERPAとの相互コンバータがあることもわかりました。
判らなかったこと
一方判らなかったことの大きなものは、正式運用時の費用です。
他にも既存製品データに対するフラグ伝達というプロセスがあるのですが、この詳細は良く解っていません(管理人の理解が追いついていないだけかも)。
細かいことを言えば色々ありますが、多分それらは検証時に実際の物を見てやらないと分からないでしょう。
感想
今回の説明会は、説明自体は、ほぼ1時間でした。
従って、何の予備知識も無しに参加された方は、内容が良く解らなかったのではないかと思います。
基本、昨年行われたCMP説明会の内容は、ある程度理解している前提で説明がされています。
また、参加者が600人以上とのことなので、それなりに関心の高い説明会だったのではないかと思います。
次に説明後にQ&Aが30分設けられていたのですが、瞬く間にチャット欄に数十の質問がなされました。
40分ほど答えていましたが、説明者が全て答えきれず、ある程度内容切り分けをして、後日アップされる可能性が高いです。
と言うことで、参加した方の意識は相当高そうです。
どこまで普及するかは、費用と業務効率化のバランスになるはずですので、工数が捻出できれば検証試験に参加してみるのはありでしょう。
一方、管理人のようなコンサル業の人々は、今回の大規模検証からは参加が想定されておらず、お断りになる可能性が非常に高いです。
と言うことで、どこかこの件で管理人を使っていただけるところはないかなと思っております。費用的にはお安くしておきまっせ(^^;。


コメント
私は16日の分に参加しましたが、同じ人が質問し続けている感じでした。関心が高い人は色々気になるみたいですね。