”chemSHERPA-AIツールの製品名、階層名/部品名の半角英数字入力への変更について”が公開されました

2021年2月9日にchemSHERPAのHPの最新情報に”chemSHERPA-AIツールの製品名、階層名/部品名の半角英数字入力への変更について”が公開されました。

1日前の2月8日には、”chemSHERPA物質リスト(Ver.2.03.00)の改訂のお知らせ”も案内されています。

今回は、これらの内容について見ていきましょう。

chemSHERPA物質リスト(Ver.2.03.00)の改訂のお知らせ

”chemSHERPA物質リスト(Ver.2.03.00)の改訂のお知らせ”に関して言えば、実際HPに行ってみていただければよいのですが、REACHの第24次SVHCをはじめ、ここ半年間で足されたり変更されたchemSHERPAが管理している規制や標準の化学物質の修正がなされるという内容です。修正されるおおよその内容は書かれていますが、詳細は書かれていません。
実際には、普通のchemSHERPAデータ作成支援ツールのユーザーにおいては、この内容は3月初旬にリリースされる、chemSHERPA Ver.2.03に反映されます。どう変わったかについては、その際のリリースノートを見ると多少詳しく書いてあると思います。

chemSHERPA-AIツールの製品名、階層名/部品名の半角英数字入力への変更について

”chemSHERPA-AIツールの製品名、階層名/部品名の半角英数字入力への変更について”は、影響があるのはchemSHERPA-AIだけであり、chemSHERPA-CIについては、入力について何も今までと変わることはないです。

製品名、階層名/部品名の項目のうち、階層名/部品名は、chemSHERPA-AIツールにのみ存在するものです。なぜ、半角英数字入力へ変更されるかということに関しては、IEC62474との規格整合(グローバル対応)に向けて、ローカル言語(全角文字)の半角英数字化を進めると書いてあります。

これは、IEC62474で管理しようとしている規制に対応することや、多分ですがSCIPへの対応などためには、こうしないと不都合なことが多いという判断なのだと思います。

とはいっても、半角英数字への変更は段階的に行われ、一番初めは製品名を全角で入力すると警告が表示される状態にchemSHERPA-AI Ver.2.03からなります。とはいえ、デフォルトでは半角英数字入力になるようです。

ここから、半角英数字でしか入れられなくなり、最終的にはエラーではじかれるということになります。時期はずれますが、階層名/部品名も同様の対応が行われます。詳しくは、HPに書かれている内容をご覧ください。

この処置に伴う問題点

問題は、既存で使用しているデータをどうするかという点です。当然現在は、全角文字を使用したデータも流通しているというか受け取っているはずです。

最終的に全部を半角英数字のデータにする必要があるわけですが、どのタイミングで変更していくかというのは各社まちまちになるでしょう。過渡期は、スケジュールを見ると約1年半から2年程度です。

HPには”お早めに半角英数字化への対応をお願いします。”と書かれていますが、上流側での対応が遅ければ自力で半角英数字化するのか?とか、chemSHERPA-CIは、全角入力は認められるわけで、最初にchemSHERPA-AIで作成する人は、半角英数字化をやらなきゃならんのか?とかいろいろ面倒なことは想定しえます。

管理人が言えることは、「取引先さんとよく話し合ってね」ということくらいですかね。

ルール変更があったらどうするかはきちんと考えましょう

このようなルール変更や、もっと重たいものでいえば法規制における変更があった場合、大体の場合は対応するための過渡期が存在します(法規制の場合は存在しない場合もあるので注意)。

それらの情報を得た場合、自分の会社はどうするのか、サプライチェーンの立ち位置や周囲の状況などを見て判断する必要があります。行き当たりばったりの対応をしているとろくなことはありません。

これは、管理人の今までやってきた経験から言えることです。そんなことわかってる?いや一応念のため。

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