chemSHERPA HPに変換工程ガイダンス [化学品を成形品に変換する工程共通]附属 参考資料が掲載されました

昨年の12月も上旬の話ですが、chemSHERPA HPに『変換工程ガイダンス [化学品を成形品に変換する工程共通]附属 参考資料 「変換工程で使用されることが多く、工程における揮発などによる濃度変化・残留を考慮する必要がある代表的な物質のリスト(Ver.1.0)」公開のお知らせ』が掲載されました。

題名が長いよorz。これだけでいやになる人が出てきそう。

では、何が書いてあるのか見ていきましょう。

化学品を成形品に変換する工程とは

化学品を成形品に変換する工程に関しては、製品含有化学物質管理ガイドライン第4.0 版や同じページの下の方にある「製品含有化学物質の管理および 情報伝達・開示に関するガイダンス 変換工程 [化学品を成形品に変換する工程共通](第3版)」などを見ればわかります。

ですが単純に言ってしまうと、塗装とか印刷、めっき、接着剤で固める、樹脂成型、金属成型などいわゆる化学品と称されるものを形あるものに固定化する、もしくは形あるものそのものにするといったような工程を指します。

この時、揮発によってなくなったり、濃度変化したり、残留したりするので、変換するとき気を付けなければならない物質をリスト化しましたよ、というのが今回発表された資料になります。

以下

  • 想定される本リストの使⽤⽅法
  • 本リストのデータについての説明
  • 本リストの位置づけと免責

が書かれた後は、4ページにわたって延々物質リストが載っています。

どんな物質がリストに載っているのか

今回の物質リストにはどんなものが載っているのでしょうか?

実際には、資料をダウンロードしてみていただくしかないのですが、リストは、

化学物質名(⽇本語名)、化学物質名(英語)、CAS RN、沸点の順に書かれています。

沸点の低いものは、揮発してしまうので、成形品には残らないだろうというので注意しなければならないのはわかるのですが、沸点が150℃前後の中途半端なものは、どう考えろということなのか管理人判らなかったりします。

それらが揮発してしまうような高温の乾燥工程や熱処理をかけているのか判断しろということなのか、残留している可能性があるから注意しろということなのか、、、。

それとフタル酸ジ-n-ブチル(DBP)とフタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)が書いてあるんですよね。これらは、沸点が300℃を超えます。
普通のプロセスでは、残留するのが普通だと思うのですが、なぜか書いてあります。1昨年あたりにフタル酸エステルの移行問題が起きたからですかね。
だったら、フタル酸ブチルベンジル(BBP)とフタル酸ジイソブチル(DIBP)も書いといたらと思ってしまうのは管理人だけなんでしょうか?

いまいち物質リストの選定理由の根拠がよくわからなかったりします。

とはいえ、工程でよく使われる物質は載っていますので参考にする分には構わないと思います。

ただ、注意書きにもありますが、それだけでいいわけでは必ずしもありませんので、自分で判断する必要があります。

今回の記事は、情報の紹介とちょっとした感想でした。

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