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製品化学物質管理における経験や事例(その1)

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皆さま、こんにちは、管理人です。

以前お約束していた、製品化学物質管理における経験や事例シリーズの第1回目です。

このシリーズは、2002年1月(もしくは、2001年11月or12月)から製品化学物質管理に関わってきた管理人が経験したことや事例を書いていくものです。

ですけれど、管理人が気が向いたときにしか書かないので不定期もいいところになります。

この出来事に触れないわけにはいかない

管理人の製品化学物質管理における経験や事例を語る上で、この出来事を外すわけにはいかないものがあります。

それは、ウィキペディアのカドミウムの項目にも書かれている、2001年10月オランダにおいてゲーム機のPS oneの周辺機器から基準値を超えるカドミウムが検出され対応を求められた件です。

この出来事は、日本の電気電子業界のみだけではなく製造業に大きなインパクトを与えました。この出来事に対してどのようなことが起こったのかということは、

日経XTECHの「【闘いの軌跡】はんだのPbフリー化」の中の、第5回から第8回にかなり詳しく載っています。なぜ、はんだのPbフリー化の中にあるのかはわかりませんが。

この記事は、会員登録しなければ読めませんが、名前とメールアドレスの登録だけで無料のはずです。もちろん有料会員になれば他の色々な情報が手に入るのでしょうが、無料会員でもいろいろな情報を見ることができるので、入っておくのもよいと思います。

今後、この製品化学物質管理における経験や事例のシリーズにおいて同記事の引用をすることがあると思います。

管理人についても一応書いておいた方がいいかな

管理人の略歴は、OFFICE KSについてを読んでいただくとある程度分かりますが、上の出来事が起こった会社(SCEは当時別会社扱いになっていたと思いますが、密接につながった会社であることには違いありません)に在籍していたわけです。

管理人は電気電子の会社には少数の大学の専攻は化学の人間でした。そして最初に配属されたのは、材料解析をやる部隊だったのです。
しかもその中で、化学分析をやっていたために、後にRoHS対応の分析手法に採用されるICP-AESやGC-MSは実際使っていましたし、XRFももちろん知っていました。SEM-EDXやイオンクロマトグラフィー、FT-IRなども使っていました。

異動により次に配属になった職場は、事業部の品質保証部でした。管理人は、解析の部隊にいた時代から信頼性解析などもやっていたので、まあなじめるかなと思って行ったのですが、結構大変でした(^^;。ただ、QAの基本は学ぶことになります。

訳あって1996年1月に環境技術の部隊に異動しました。そしてなぜか2001年8月に当時の本社の環境部隊である社会環境部に異動しています。

最初の仕事は化学物質管理に関する技術標準を作ること

カドミウムに関する出来事の後、管理人が最初に製品化学物質管理に関わることになったのは、その技術標準を作ることでした。

2001年の11月か12月だったと思うのですが(もう記憶が曖昧です)、特定のメンバーが会議室に集められ、化学物質管理に関する技術標準を作るという話をされました。

下調べなどもあり、実際の作業にかかり始めたのは2002年1月からだったと記憶しています。このことが、その後20年も製品化学物質管理に関わる仕事をしているきっかけになったのです。

完成した技術標準は番号が取られ、SS-00259と呼ばれました。初版の制定は2002年3月29日、施行は2002年7月1日になっています。

ところがこの初版は、半年足らずで第2版に書き換えられることになります。

理由は、書いてある内容がわかりにくいのもそうなのですが、最初に作ったものなのでいろいろと抜けや解釈がしにくいものもあり、実務上うまく回すことができなかったということだと思います。

次回以降は、時系列はランダム

このシリーズは、管理人の視点での製品化学物質管理における経験や事例です。別に、管理人のヒストリーを書くものではありません。

ただ、今回は初回であり、実際どのような背景が有るかということも必要だろうと思い、書いてみました。

次回以降は、時系列はランダムになります。起きた事例とそれに対応した経験を中心に書いていくことになると思います。

コメント

  1. 通りすがり より:

    お久しぶりです。
    何と! あの有名な事案に関係していた方だったんですね!!
    想像もできないくらい大変だったのではと推測しますが、あの事案があって、
    今日の日本の電気電子業界の化学物質管理手法に繋がっているのかと思います。
    管理の行き過ぎ感も感じますが、スタートが衝撃的だったから安全策なのかと…

    ちなみに後から調べていて、自分も何故鉛フリーの連載に?と思いました。
    この連載、書き難い面も多々あるかと思いますが、是非、若い人を含めて今後の人材のためにも可能な範囲で裏話を含めてご紹介頂けると幸いです。
    期待しています!

    • OFFICE KS より:

      通りすがり様、コメントありがとうございます。管理人です。

      まあ、関係してましたというか、その前から環境関係の仕事はしていましたが、あれからずっと化学物質管理から抜け出せたことはないですね。
      というか、おかげで今でも飯が食えているのですけれど。
      まあ、いろいろありました( -_-)、、、。

  2. 毎日お仕事 より:

    管理人様。いつもありがとうございます。

    管理人さまの在籍しておられた会社様の取り組みは、chemSHERPAユーザズミーティングでお話をお聞きしたことがあります。

    どういう流れで取り組まれたのかも、お聞きするし、大変ご苦労されたのだなぁ思い 大変勉強になりました。

    ただ、同じことをずっと継続するのではなく、サプライヤー全体の負担軽減にも取り組んでおられます。

    • OFFICE KS より:

      毎日お仕事様、コメントありがとうございます。管理人です。
      そうですね、chemSHERPAユーザズミーティングで話された内容は、私聞いてないんですが割と最近の話が中心の気がします。
      それと、本質の部分は外していないとは思いますが、外向けでしょうから結構かっこよくなってるのかな(^^;。

      今はどうかわかりませんが、あそこは、同じことを継続するのは性に合わない会社だと思います(^^)。

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